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人生、熱く生きたもん勝ち。悩んだらやれ。思い立ったらやれ。すぐに実行せよ。情熱的な人生。喜怒哀楽がある人生。それってなんかよくない? トップ写真は私が撮影したもの。
by lovelygken
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中国 杭州 楼外楼

 今回、中国出張で杭州にある楼外楼へ。

 浙江省杭州。
 ここの西湖のほとりにある中華レストラン、楼外楼。
 ここは中国国内でも有名な観光地。
 霊隠寺、六和等など古くからの有名な名所もある。
 西湖は不思議なところで、本当に中国中国しているところ。

 朝は濃い霧が一面を覆って、幻想的な場面をみせる。
 そこに浮かぶ船は水面ではなく、雲の上を浮かんでいるようだ。
 日中は陽があたり皆の憩いの場となり、
 夜は恋人達の愛の確認場となる。
 日本以上に四季を満喫できるところだ。

 食事は、中国の中でも日本人によく合う。
 上海、北京、広州、西安等々回ってきたが、私は一番良いと思う。
 さてさて、そんな杭州でも私は、この楼外楼が好きだ。
 ロケーションもさながら、味も良い。
 天気の良い日に、テラスで食事をするのが好き。

 ここのメニューでも好きなのが、
 乞食鶏(こじきどり)と東坡肉(とんぽうろう)だ。
 どちらも杭州の名物となっている。

 乞食鶏は、昔、放浪してきた乞食が作ったといことで有名だ。
 鶏料理をしようとした彼は鍋がないので、
 蓮の葉にくるんで地面の中にいれて蒸すことに。
 これが旨い。
 今は地面に入れることはないが、
 蓮の葉で蒸すこの乞食鶏は骨までもが柔らかくなり食べれる。
 サランラップが巻いてあるときは、ちょっとサメテしまいますが。(笑)

 東坡肉は、900年以上の歴史がある。
 それだけ長いだけあって、今では中国全土で愛されている料理だ。
 北宋の有名な詩人、蘇東坡が杭州の太守を勤めていた時に出来た料理。
 日本でいう、豚の角煮だ。
 しかし味付けと、脂身部分の扱いかたが違う。
 柔らかく、ちょっと甘めなこの肉は中国パン(肉まんとかに使用するアレ)に
 包んで食べる。
 彼の名前と肉から、東坡肉と名づけられる。

 最近、私の中で毛嫌いとなってしまっている中国だが、
 この食事の時だけが至福の時となる。
 いくたびに新しい料理を味わう。

 紹興酒、白酒を呑み、酔拳状態。(笑)

by lovelygken | 2004-12-04 23:59 | 社長的グルメ
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