人生、熱く生きたもん勝ち。悩んだらやれ。思い立ったらやれ。すぐに実行せよ。情熱的な人生。喜怒哀楽がある人生。それってなんかよくない? トップ写真は私が撮影したもの。
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お疲れ様です。 本日は、なんだか体力消耗。 ホンマ、お疲れですわ! さてさて、新聞です。 日本で最大の証券会社である野村證券が、 英仏系の大手金融グループ、ロスチャイルドと提携へ。 日本の上場企業の六割超と取り引きのある野村と、 欧州に幅広い顧客層を持つロスチャイルド。 彼らが狙っているのは、合併・買収(M&A)の仲介業。 2006年より、商法が改定される。 日本国外の企業も、現金以外でM&Aが出来るようになる。 それによって、日本国内でのM&Aがもっと活発になるのは必死。 現金以外とは!? 従来、M&Aは現金でのみ行われておりました。 1億円で買収できる企業であれば、1億円の現金を株主に払って買収をする。 しかし現金以外でも今日本国内企業は、買収できる。 それが、「株式」。 上場している企業であれば、現金の代わりに株式で買収をすることができる。 1億円の価値である企業を買収する際に、 1億円相当になる株式をその買収される企業の株主に渡せば良いのである。 例えばライブドアが1億円相当でわが社を買収するとなると(安い!)... 本日ライブドアの株式が1株372円。 1億円を372円で割ると、268,817株。 実際には268,817株を渡してもらっても ライブドアの株式の値段は乱高下が激しいので困ります。 そこで1割多く、くれ!とか、交渉をするのです。 2006年の商法改定は、 日本の上場会社企業にとってみれば脅威だ。 それは上記でお伝えしたように、 海外勢が株式で日本企業を買収できるようになるから。 これは人ごとではない。 あなたの働いている会社が、ある日突然外資系になる可能性があるのです。 買収されれば、経営も変わるのは当たり前。 となれば、あなたのクビも飛ぶかもよ!? 買収から守る方法はあるのか?というと... そういわれると私は、2000年のネットバブルを思い出す。 98年から00年にかけて、 当時IT企業を中心として高株価というバブル現象がはじまり、 しまいにはそれこそ泡がはじけるように飛んで消えた。 当時、ソフトバンクの孫正義社長の経営方法。 それが時価総額主義の経営。 時価総額とは、株式総数×株価のこと。 ま、会社がどれだけ大きいんだ?という指標の一つのようなもの。 買収をしたい時に、みる指標ですね。 会社全部を買うと、いくらかというのがわかります。 例えば、 フジテレビ 発行済み株式総数 2,548,608株×231,000円=5,887億28百万円 04年3月期連結売上 4,559億45百万円 ニッポン放送 発行済み株式総数 32,800,000株× 6,640円=2,177億92百万円 04年3月期連結売上 1,094億09百万円 ライブドア 発行済み株式総数646,353,119株× 372円=2,404億43百万円 04年9月期連結売上 308億68百万円 約300億円の売上のライブドアと、 1000億円を超えているニッポン放送の時価総額はほとんど同じ。 売上が3倍も違うのに。 なぜかというと、色んな要素があるが、 それだけ「期待」されていると思ってください。 期待を裏切った時は、株価は下がります。 さて、孫さんの時価総額主義。 それは、ドンドン株価を上げろぉ~!というもの。 すれば、時価総額がドンドン上がり、大きくなる。 時価総額が高ければ高いほど、買収がされにくい。 しかし、株価をあげるのはそんな簡単ではない。 「株価は最終的には、会社の業績に連動」をするから。 どんなに期待をさせても、夢を見させても、最後には実態がないとダメ。 どんなにえ~服を着ても、車に乗っても、最後には中身がないとダメ。 と一緒ですな。(笑) 業績を実態どおりにできないのであれば、最初っから期待をさせない! 期待をさせてそれに基づいて株があがればあがるほど 後の化けの皮がはがれやすい。 来年の4月以降の日本の上場会社の行方も気になりますが、 ライブドアの結果も気になる今日この頃ですわ。
by lovelygken
| 2005-02-15 17:59
| 社長的新聞
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