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人生、熱く生きたもん勝ち。悩んだらやれ。思い立ったらやれ。すぐに実行せよ。情熱的な人生。喜怒哀楽がある人生。それってなんかよくない? トップ写真は私が撮影したもの。
by lovelygken
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中国人とはこんな感じ

 中国人は約束をやぶる。 
 よくこんなことを耳にする。
 確かに彼らは、約束をやぶる。
 しかし、それは彼らの常識の範囲内であり
 それに対して怒りを感じても仕方がない。

 しかしながら、今回の件で私は相当、腹が立っている!!!!


 今、我が社で中国への輸出ビジネスを今年の春からスタートしている。
 日本のメーカーに対して、
 我が中国子会社の既存販売網で売りませんか?
 と営業をしている。

 中国のトップである、G氏も納得している。
 しかしながら、今はこのビジネスを止めたがっている。
 ホンマに、切れそうだ。
 しかも、理由は一つ。
 「価格が高いから売れない」。
 
 アホか!!!!
 価格が高いから売れないって、最低な営業マンじゃないか!!!
 いったいどこでそんなアホな言い訳を覚えてきたのか、俺が知りたいわ!
 いや、彼の親をみたい。
 そもそも日本の商品を中国で売るという話の時点で、
 それぐらい予想がつくだろうが!! ボケ!

 って。

 すんません。
 相当怒り爆発なので、テンション高いです。
 さて、冷静に。


 このビジネスをし始めた理由は、2つある。

 1. 営業マンの見る目を育てる。
 2. 販売網をより強化する

 1に関してはやはり営業マンは、売りやすいものを売る。
 売れるものを、売る。
 これが、営業マン。
 日本製と中国製では、
 デザインから高級感から質感、使い勝手などが全然違う。

 ユーザーももちろん、それがわかる。
 すると売れる物は必然と、わかってくる。
 営業マンがドンドン売っていると一つの事柄が起きる。
 どうして、自分の会社の商品を売らないのか?と。
 そこで、はじめて営業部と開発部がぶつかり合う。

 しかし売れているものは、売れている。
 開発部はそれに習って、より良いものを開発しなければならない。
 そんなストーリーを考えている。

 また2に関しては、せっかくある販売網を腐らすのはもったいない。
 中国の市場は成長が早い。
 ゆえにメーカーはもっと早く、もっとよい商品を開発しなければならない。
 しかしながら残念なことに我が子会社は、
 開発のスピードが遅かったということ。
 
 そんなモタモタしているうちに、せっかく築き上げた販売網が
 他のライバル会社にドンドン侵略をされてしまう。
 そんな考えがあった。


 もちろん、売れると分かっているからやっている。
 例えば、ソニーはプレステがある。
 でもソフトウェアの自社開発はもう間に合わない。
 だから他のゲームソフト会社にも頼むし、
 彼らが開発したゲームを自分の販売網と一緒に売るわけだ。

 これと同じ。
 販売をした商品で既に販売網を我が子会社は、持っている。
 そこに関連商品を販売すれば、良いだけ。 
 これから販売する相手には、セットして売れば良い。
 それを、よくぬけぬけてとくだらない理由を、言いやがってぇ!!

 トップG氏は、現場責任者(中国人)のM氏とよく打ち合わせをする。
 そして、よくM氏の話すことを聞き入れる。
 このM氏というのが曲者。
 自分がやりたくないことはどんな手を使ってでもG氏を納得させ、
 やめさせるようにするのがウマい。

 今回もそれでG氏を説得させて、
 価格が高いという理由でこのビジネスを終わらそうとしている。
 
 ここでさらにもう一つの問題がある。
 それは、G氏はM氏をクビにすると最近言っていることである。
 クビにするようなヤツの言葉を、そのまま真に受けるのか!?
 本当にわからん。

 最近、だいぶ中国人のことがわかるようになったと思っていたが、
 全く理解をしていなかったみたいだ。
 残念。

 明日は、G氏と打ち合わせがある。
 だから、断固としても闘う!
 あの商品は売れないわけがない。
 売れないと言っているのであれば、
 自分の営業力のなさを告白をしているようなもの。


 完全に、アホです。
 そして、私もアホなぐらい頑張ります。

 応援してちょ。


 

by lovelygken | 2006-09-04 16:08 | 社長的日々
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